秋の装いを・・・「日本織物紀行」に向けて HOME展示会・イベント 月日だけは経っていくのですがまだまだ暑い日が続きそうですね・・・今回は9/17㈮から開催予定の【日本織物紀行(仮)】へ向けて紬と江戸小紋を用いた「秋の装い」コーデのご提案です。 ◆ コーディネート:江草 着尺:十日町紬 本草木染「蘇芳」帯:竺仙 越後型染 染帯帯揚げ:衿秀 ちりめん無地帯揚げ帯締め:道明 冠組「纁(そひ)」 パッとした華やかな十日町紬。「皆様に草木染の色合いが変化していくところを体験してお召しいただきたい…」先代が十日町紬の方と作り上げた最後の一つ。あえて越後型染の染帯を合わせて”北陸コーデ”へ。モカ系の色目にターコイズブルーの挿し色がとってもオシャレ〜帯揚げはその色に合わせて、道明さんの秋色の帯締め「纁(そひ)」を添えてみました。華やかでいて大人の組み合わせをどうぞ… ◆ コーディネート:水島 着尺:下井紬 グレー横段帯:竺仙 江戸紅型染帯帯揚げ衿秀 ちりめん無地帯揚げ帯締め道明 四間二枚組「戸帳」本科(黄) 藍の色目の江戸紅型の染帯をさりげなく多彩な色糸が織り込まれた下井紬との組み合わせ。秋深まる雰囲気をローズ色の帯揚げで、黄色ベースの「戸帳」の帯締めでさりげなく豪華さを加えてみました。全体が無地トーンのところを帯締めの色、柄が華やかさを演出してくれてますね… ◆ コーディネート:桑原 着尺:新潟の松本さんが山桜で染め織られた「松本紬」帯:竺仙 手書き弁慶格子染帯帯揚げ:加藤萬 地染めりんだし帯揚げ帯締め:道明 冠組「本紫」 竺仙さんの手書きで書かれた弁慶格子の染帯。透き通るようなピンク色が優しい色合いの松本紬が柔らかい雰囲気へ。加藤萬さんの緑掛かったグレーの帯揚げ、最近のお気に入り道明さんの冠組「本紫」で引き締めてみました。手書きの弁慶格子の少し”よろけた”線が味わいがあり松本紬の山桜で染められた色と相まって可愛らしい装いに。帯揚げとアクセントの帯締めで大人のピンクコーデとしてみました。 ◆ コーディネート:桑原 着尺:松本紬 草木染(赤芋/栴檀草)帯:竺仙 江戸更紗 染帯帯揚げ:衿秀 ちりめん無地帯揚げ帯締め:道明 冠組「山吹」 草木染ならではの柔らかい色目の松本紬。色鮮やかな竺仙さんの江戸更紗染帯との組み合わせ。衿秀さんのモスグリーンの帯揚げ道明さんの帯締め「山吹」で秋の深まりをイメージしてみました。帯をポイントとしてそれが”映える”コーデへと着物、小物を整える…意味合いを考えながらお召しになる事も”たのしい”ですね〜 ◆ コーディネート:江草 着尺:竺仙 江戸小紋「ごまの花」帯:玉那覇有公さん紅型染帯「丸に稲穂」帯揚げ:衿秀 ちりめん無地帯揚げ帯締め:道明 冠組「古代紫」 格式ある江戸小紋に秋も感じさせてくれる紅型染帯の組み合わせて。着物に寄せた「モカ」色の帯揚げに全体を引き締める為に古代紫の帯締めを。まだまだ暑い日が続いておりますが、月日は確実に秋へと向かっていますね… ◆ コーディネート:水島 着尺:竺仙 江戸小紋「角通し」帯:工芸帯地 洛風林 袋帯「楽浪唐花」帯揚げ:加藤萬帯締め:道明 亀甲組 段染 シンプルな竺仙さんの紫の「角通し」。あえて裏に藤色かかったグレーを引く事でやんわりした色目を狙って…洛風林さんの黄色の「楽浪唐花」の袋帯で華やかに…加藤萬さんの爽やかなグリーン系の帯揚げに帯の色に合わせた道明さんの亀甲組段ぼかしを添えて…エレガントな装いですがかしこまり過ぎず、ちょっとこだわりを持ったコーデとしてみました。人にお呼ばれした席やお食事会なんかにも最適ですね… ◆ コーディネート:桑原 着尺:竺仙 唐山縞小紋帯揚げ:絵絞庵 雪花絞り帯揚げ帯締め:道明 笹波組 多色ぼかし帯:関東創作染帯 型染で染め上げられた竺仙さんの「唐山縞」。3色=3回型を重ねて出来上がったその縞は織のものとは一味違う雰囲気へ。そこにちょっと”粋”で小洒落た染帯を組み合わせてみました。絵絞庵さんの同じ色味の入った雪花絞りの帯揚げと、道明さんの笹波組多色ぼかし(赤/水色鼠/きなり)を添えて”ちょいかしこまりコーデ”へ。粋な装いの中にアクセントの赤を加えて大人の可愛らしいを狙ってみました〜 9/17㈮から20㈪まで開催予定の…【日本織物紀行(仮)】もどうぞご期待くださいませ! まだまだ予断を許さない状況となっております。その為、ご来店される際はコロナウイルス感染予防としてマスク着用にてお越しくださいませ。また入店時には設置しておりますアルコール消毒液にて消毒を、同時に検温にご協力くださいませ。 皆様に安心してご覧になっていただけるように、①従業員のマスク着用②アルコール消毒液の常設③定期的な換気などの事項を徹底しております。皆様もご来店の際はマスク着用の徹底をお願い致します。