“叶や好み”のコーディネートのススメ! HOME展示会・イベント いよいよ年の瀬今年は移転などありバタバタ日々でした…同時にいろいろな”発見“があった年でもありましたその”発見“とは…コーディネートが好き!着物や帯も大切ですが、帯揚げ・帯締めを何をチョイスするかがとっても大切だと気づかされました皆様は着物を着ている方を見られる時どこを見ますか?帯揚げと帯締めはどんなもを組み合わせてるのかな?半衿や履物も何を身につけているか案外見るというご意見が大変多いですそこで、”叶や好み”のコーディネートいくつかご紹介します! 着物:工芸染匠 成謙 飛柄小紋「瑞雲」帯:工芸帯地 洛風林 八寸帯「キエフの天使」帯揚げ:加藤萬 叶や別誂え 遠山(派手)帯締め:有職組紐 道明 御岳組「五舞鸞」ちょこっとクリスマスをイメージしたコーデ品の良い飛柄小紋にかわいらしい「キエフの天使」がアクセントに!帯揚げと帯締めはちょっと光る感じでパーティー感を演出してみました 着物:竺仙 江戸小紋「七福神」帯:工芸帯地 洛風林 九寸帯「太子間道」帯揚げ:加藤萬 地色りんだし帯締め:有職組紐 道明 鎌倉組「三井寺」かっこいい感じのクリスマスをイメージしたコーデ墨色ベースの江戸小紋に洛風林らしい大胆な太子間道がかっこいい!帯揚げはちょっと青磁色で華やかに、帯締めには赤目で彩を加えてみました 着物:摺型友禅 多ち花 附下「丸小花」帯:織楽浅野 九寸帯「織文」帯揚げ:加藤萬 叶や別誂え「遠山」(地味)帯締め:有職組紐 道明 亀甲組こちらもかっこいい感じのクリスマスをイメージしたコーデ墨紺地の附下らしい柄付け「丸小花」にほのかに光る菱紋調の「織文」がスッキリとした装いに 帯揚げは抑え目な色に、帯締めで豪華さを演出してみました 着物:渡豊×東北出羽屋「切子綾」帯:工芸帯地 洛風林 九寸帯「葡萄唐草文」帯揚げ:福和商事オリジナル横段帯締め:有職組紐 鎌倉組「水鏡」キレイ目な地色のお召に丁寧に狙ってつけられた縞がシャレ感を感じさせてくれる「葡萄唐草文」の組み合わせこちらもかっこいい感じのクリスマスをイメージしたコーデ帯揚げはあえての大胆な色目を、帯締めは華やかな印象へとしてくれてます 着物:松本紬 無地(染料/桜)帯:工芸染匠 成謙 染帯「松竹梅の丸」帯揚げ:和小物さくら帯締め:有職組紐 冠組「唐衣」無地の紬にちょっとかしこまった染帯…これが好きなんです!淡い爽やかなグリーンの帯揚げ、帯締めには反対色の段染めの「唐衣」を…新年をイメージして普段着の方もお正月などにはキレイ目な帯でお澄ましコーデで! 着物:藤井絞 絞り着尺「キラメキ絞り」帯:工芸キモノ 野口 染帯「十二支」帯揚げ:加藤萬帯締め:有職組紐 奈良組 四色段「胡蝶」キラッと光って見える「キラメキ絞り」に黒地の「十二支」がよく合いますね~帯揚げはスッキリしたグレー、帯締めにはお正月感のある「胡蝶」を添えて…シャレ感と共に大人の装いとなりました 着物:タッサーシルク引き染着尺帯:ペイズリー更紗(さがら刺繍)帯揚げ:加藤萬帯締め:有職組紐 御岳組 コンテンポラリーシリーズ マルク・シャガール「山羊のいるコンポジション」アート感のあるタッサーシルクにかわいらしいさがら刺繡を施した「ペイズリー更紗」の組み合わせ帯揚げは濃い目で引き締めて、帯締めで繊細な色を添えて…ちょっとアートな雰囲気の中に”大人かわいい”装いとしてみました 着物:黄八丈帯:藤田織物 八寸帯「ヨーロッパの街並み」帯揚げ:衿秀帯締め:有職組紐 冠組無地「古浅葱」民芸な雰囲気ある珍しい色目の黄八丈にアートな「ヨーロッパの街並み」がおしゃれでかわいらしい装いにしてくれてます帯揚げはやわらかい色目に、帯締めは「古浅葱」でスッキリと…上品なコーデとなりました 着物:しゃれもん屋 秩父紬「機音」帯:首里織(綿×抄繊糸)帯揚げ:衿秀帯締め:有職組紐 冠組無地「蒸栗色」横段が味わい深い墨紺地に珍しい色目の淡いレンガの首里織の帯との組み合わせ帯揚げは大胆な絞りのものを、帯締めは「蒸栗色」でやわらかくなじませて…シックな着物、帯だからこそ小物は”派手”に… 着物:松本紬(染料/赤そ/アメリカ栴檀草)帯:野原織物工房 南風原花織 八寸帯帯揚げ:衿秀帯締め:有職組紐 冠組無地「濃紅梅」優しい草木染の松本さんの紬に野原さんの花織が民芸な雰囲気がたまりません!ちょっと大胆な配色の帯揚げ、「濃紅梅」でかわいらしく…地味になりがちな着物と帯でも小物がアクセントになって華やかにしてくれます… 着物:叶や別誂え 久米島紬帯:沢田麻衣子 作 型絵染帯「ライラック」帯揚げ:衿秀帯締め:有職組紐 奈良組 四色段 限定色シックな配色の久米島紬に沢田麻衣子さんの型絵染がかわいいですね!帯揚げにワイン色の絞りのものを、帯締めは柄の色を取り入れながら…こういうのも好きなんです~ 着物:伊那紬帯:摺型友禅 多ち花 染帯「インドネシア更紗」帯揚げ:衿秀帯締め:有職組紐 冠組無地「遠州茶」ほっこり民芸な伊那紬に青磁ブルーに茶金の「インドネシア更紗」がむしろ工芸色を強めてくれてます紺の帯揚げ、「遠州茶」の帯締めでまさに民芸、そして工芸に…渋さと共にカジュアル着物の王道のシャレ感を感じてます… 着物と帯…そして帯揚げに帯締め…どのように組み合わせるのか?そこが着物の一番の”たのしい”ところなのです!ぜひご一緒に楽しみましょう!