2023.03.21
お祝い事のお手伝いする喜び
															◆やっぱ赤の振袖は良いですね~
今回はお祝いや記念日のお手伝いができる"喜び"について。
現在開催しております「叶やの振袖展」。
成人式に向けて新しいものだけではなく、お母さん、おばあさんたちが着られて振袖のお直しやお手入れ、小物合わせのご相談をお受けしております。
「寸法は大丈夫?」
「汚れやシミはどうしたら良い出ようか?」
「せめて小物だけでも新しくしたい」
などなど・・・
成人されるお嬢様だけでなく、親族の皆様と一緒にあれこれ考えて・・・
帰られる時、「ありがとうございました」と言っていただけて・・・
とてもうれしくて不思議な気分になります。
															◆いろんな色柄の振袖たち~
成人式だけでなく、卒業式、授賞式など式典に出席されるときなど"お祝い事"のお手伝いができるなんて・・・
喜んでもらったり、出席して「すごく褒めてもらえました!」など喜びのお言葉を聞けると「こんな仕事ないなぁ・・・」としみじみと感じることがあります。
着物は「100年持ちます」「親子三代でお召しになれます」というもの。
新しいものを用意するだけでなく持ってらっしゃるものをお使いになる事が本来の姿だと思います。
ただ、着物も流行り廃りが若干あります。
まあ時代が反映されてるってことでしょうか?
成人される方には新しいとは思うのでそのままで良いと思うのですが、重ね衿なり帯揚げなり帯締めなりを"新しい色"を取り入れる事をおススメしてます。
それは着物のコーディネートも"進化"しているからです。
形は一緒でも色のバランスや挿し色に使う色などは昔と変わっているところもあります。
															◆帯揚げは総絞りだけでなく刺繡物なども
ちょっと偉そうになりましたかね・・・
失礼しました・・・
残念ながら一般的に着物を着られる機会は少ないことの方が多いですよね・・・
いざという時に「どうしたら良いのか・・・?」とお悩みの事が多々あると思います。
そういう時のために私どもは"残らなくてはならない"と思ってます。
それは皆様のお祝いの席に向けて手伝わせていただき喜んでいただきたいのです。
皆様からの「ありがとう」との言葉を力に変えて・・・
このような職業、他にはないのではないでしょうか?
皆様の喜びは私どもの喜びです。
これからも皆様のお役に立てるよう残りつつお役に立てるよう精進してまいります。
叶や 桑原