たのしいきもの 叶や

2024.01.23

遅くなりましたが本年もよろしくお願いします!

◆華やかなものに惹かれます・・・

だいぶサボっていました・・・

なんやかんやバタバタしているようでしてないのですが・・・

気が付けば「成謙」さんの会も終わり今週はいよいよ【おかえりなさい、樹の鞄 展】が迫ってきました!

その前に新年のご挨拶がてら京都出張に行っていたのですが・・・

報告もまとめず今日に至ってしまいました・・・

お正月から衝撃的なニュースが飛び込んできて、ただただ見る事しかできない自分の無力さを痛感しておりました。

カッコいい事もきれい事も"何か違う"と思い投稿を控えておりました。

いま私たちができることは何か?

被災された方々の支援などまだまだでしょうが、私たちは私たちの生活をしていかなくてはと思います。

それは私たちも"生きる"為にだからです。

この話はここらへんでやめておきます。

◆繊細な仕事がさらに心に刺さります・・・

華やかな着物の世界をご覧いただこうと【"新春の美"工芸染匠 成謙 展】を行いました。

訪問着、附下、染帯と"着物の美"として本当に美しく華やかなお品を見せていただきました。

「着る機会がないから・・・」

フォーマル寄りの企画をするとこのようなお声を聴きます。

そのお言葉が少し寂しい・・・

着る人、着ない人関係なく、「着物」というと大体想像するものは振袖や訪問着などの"友禅"の着物ではないでしょうか?

そして作り手さんによって作られるデザインや色が違う・・・

個人的に「絵を見る」感覚で見ていただけたらいいなぁ・・・

そのように思ってます。

世界的に見ても"絵を纏う"というのは珍しいと思います。

展示しているときと纏った時の違いを感じていただきたい・・・

切に思います・・・

「呉服屋は美術館」なのですから・・・

◆"樹の鞄"との言葉だけでは伝えられないほど・・・

手で作り出されたものには、何らかしらの"オーラ"があるものです。

作り手さんの想い、受け継がれた技を使って生み出されたそのお品には"何か"を感じるものだと思います。

そういった意味も込めてご遠慮なく見てください!

今週末の「樹の鞄」の会も"唯一無二"の作り手で作品なのです!

私どもがご紹介する作り手さん、作品=お品は皆様に見て知っていただきたい方々ばかりです。

前にもお伝えしましたが、私はものに惹かれるのではなくそれを作り出す方、携わっている方の"人柄"に惹かれてその作品=お品をご紹介しようと考えております。

私どもは今年「創業77周年」。

何とも縁起が良さそうな年にふさわしい作り手さんやお品をどんどんご紹介してまいります。

どうぞ見てやってください!

本年もよろしくお願いいたします!

 

叶や 桑原