たのしいきもの 叶や

産地を訪ねて・・・⑤≪最終回≫

前日、福和商事の奥田君より「桐生に行きますけどどうですか?」と連絡が!

そりゃ行くにきまってるでしょ!

て、ことでまずは朝ごはん!

◆前日より控え目です・・・

午前8時30分!いざ桐生へ!

◆桐生までは車で約2時間かかるとの事で途中休憩。 この日は良い天気になりました!

そして到着!

◆いつもお世話になっている「泉織物」さんへ!

去年の7月以来に「泉織物」の泉社長と再会。

"桐生織"の歴史と成り立ちのご設営をしていただきました!

"桐生織"の歴史は古く、一説によると奈良時代(⁉)との事。

鎌倉時代には新田義貞が鎌倉攻めをする際、旗絹を作らせたということがありました。

時は進み、徳川家康が先が関ケ原の合戦時に旗絹を求めてわずか1日で約2,400疋(ひき)もの織物を届けたという話が残っているそうです。

※インターネットより引用

また他の産地は城下の特産品として"門外不悉"、"一子相伝"として技法等が外部に漏れないようにしていましたが、桐生は近隣の産地より技術を持った者を招き新たな織物を作るなど発展的な産地だそうです。

明治40年に創業された「泉織物」さんも実はひいおじい様が県外から来られたとか。

他の土地の者も受け入れるそういう自由で開かれたところだったようです。

※詳しくは下記の「泉織物」さんホームページをご覧ください!

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お話をお聞きして次に工場見学へ!

◆まずは染から!

◆こちらは"板締"!

「桐生絞り」は泉織物さんしかしておりません!

◆綺麗に染まってますね~

◆次に染められる糸、順番待ち!

◆染め上がって干してる糸

◆こちらは湯のしの機械。すべて"内製"なのですね~

◆泉社長より使用している糸の説明を。

約50種類の糸をそれぞれの生地合いに合わせて用意しているそうです!

◆こちらはきびその糸。精練の仕方によってハリ感を変えているのだとか・・・

◆機織り機の部門へ!

◆糸を筬(おさ)に巻き取っています!

◆撚りをかける機械の説明を!

◆どこの工場でも機織り機の揃っている風景がノスタルジックでステキです・・・ (´ー`)

◆機織り機に使う紋紙の山!

これこそ織元さんの"宝"!

基本的に今も紋紙を使うことが主流だそうです!

◆桐生織の機織り機。

基本は変わらないようですがこちらの物は非常にコンパクト!

◆こちらの屛風は「倉庫を整理していたら出てきたんですよ」と。

見ていくと年代物で昔の屋号で書かれたものとかも・・・

お品を陳列している部屋へ・・・

◆メインのお品の一つ「桐生絞り」のお品。

個人的には着尺も着心地良くておススメ!

特に透け感の少ない単衣夏物は長い期間切れるので最高です!

★体験談です

◆とは言いつつ、まだ織上がっていないようなので帯をちょこっと選ばせていただきました~

泉織物さんでも長い時間丁寧にご説明と隅々まで工場等拝見させていただきました!

いつも思うのですが、泉社長の語りが優しい!

声質もですが、とっても良い人柄がにじみ出てました!

どうもありがとうございました! <(_ _)>

そこでお昼を少し回ったところだったので・・・

◆泉織物さんそばの「ショコラ・ノア」さん!

◆ランチメニューのポークソテー!

◆デザート付き!こちらはプリン!

建物も"大正ロマン"を思わせる雰囲気!

お品が良すぎて舞い上がってしまいました・・・ (^^;

ランチを済ませて東京へ!

◆東京駅に無事到着!奥田君お疲れさまでした!

これで二泊三日の旅・・・いえいえ産地巡りは終了いたしました!

産地の方々は皆様お人柄がとっても素晴らしい!

そしておもてなしの心使いに大変恐縮しつつ感謝しかございません!

そのような人たちが作っているものに悪いものなどありません!

着物"もの"としてだけで観るのではなく、その作り手の"心と想い"とご一緒に見ていただきたいものです!

これからも作り手さんたちの想いと共にご紹介してまいります!

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