たのしいきもの 叶や

2023.08.01

着物をキーワードにして楽しむ

◆企画に協力していただいた石山さん

気が付くとすでに8月・・・

だいぶサボっていました・・・(^_^;)

今回は「着物をキーワードにして楽しむ」というお題。

毎月色々なお品をご紹介しているのですが、かなり"商売っ気"が強くなってしまっているようで・・・

私どもとしましたら皆様に「こんな作り手さん、こんなお品があります!」とご溶解することに躍起になっていました。

どこかで調子に乗っていたのでしょうねぇ・・・(-_-;)

そこで、「東北出羽屋」の石山さんと話をしていたら「お客様に楽しんで遊んでいただく企画をしなきゃっ!」と言われ「こんなことしませんか?」とご提案いただいたのが「コーディネート研究会」だったのです。

そして、着付け教室の松島先生が「和のパーソナルカラー診断を習ってきたんです」と。

これは合わせて開催したら面白いんじゃないかな?

そうして7/8㈯・9㈰に行いました。

両日とも天候はあまり良くなかったので最初来てくださるかちょっと不安に。

しかし、こっちの想像よりたくさんの方に来ていただけました!

◆松島先生の「和のパーソナルカラー」の"正絹"のドレープ

半日居られた方、二日連続で来てくださった方、何通りものコーディネートを考えられた方と皆様それぞれ楽しんでいただきました!

来てくださった方々にご来店理由を尋ねるとほぼ全員が「和のパーソナルカラー診断を受けたい」と・・・

診断にはどうしてもお時間がかかるのでその待ち時間にという感じでコーディネートを・・・

という感じでしたが、コーディネートしてみると新たな発見や楽しさに気が付かれたようで段々と盛り上がってきました!

着物の楽しさ・面白さは着るだけでなくどう組み合わせるか?そして小物は何を使っているか?そこを考えて組み合わせる楽しみがあります。

もちろん着物と帯がメインなのでしょうが、帯揚げと帯締めをどんな色を柄を合わせるかがとてもたのしいのです!

改めて日本人の美意識・色彩感覚に感銘を覚えます。

帯揚げはちょこっと除いてるだけ、帯締めは2,3センチの幅しかないのに前提の調和に、アクセントになるのですから・・・

この感性は世界に誇れるものだと思います!

※ちょっとエラそうですねぇ・・・(*_*;)

もう一つの「和のパーソナルカラー診断」は松島先生がとても丁寧にしてくださってこちらも大好評でした!

◆「和のパーソナルカラー」診断中・・・

一般的なカラー診断ではイエローベースかブルーベース、スプリング・サマー・オータム・ウィンターと分けますが、実際に診断してみると皆々が決まった色だけでなくいろいろな色が合うことが判明、和の絶妙な色合いがそうさせてくれるのでしょうねぇ・・・

それと今回診断された方ほとんどが自分の似合う色を自然と選んでいるところにも驚かされました!

ある程度御自身でも気が付くのでしょうね~(#^^#)

さてさてお知らせです!

10月ごろに・・・

"第二回"コーディネート研究会&和のパーソナルカラー診断

開催予定です!

前回同様に「コーディネート研究会」は東北出羽屋の石山さんに、「和のパーソナルカラー診断」は松島先生にご協力いただく予定です。

現在日程等調整しておりますので決まり次第ご報告いたします!

日程的にご参加できなかった方、「叶や」に入る勇気が持てなかった方、この企画は皆様遊んでいただく企画です!

一人では不安な方はお友達と来てみてはいかがでしょうか?

はっきり言いますとこの企画の時は商品の販売は行いません!

もちろん気になるお品がありましたらこそッとお尋ねください!

🌟参加いただいた方々、コーディネートされた写真は後程ホームページにアップします!

◆着物の寸法も奥が深い・・・(写真はイメージです)

そしてもう一つ、数日前の夜中にふと目が覚めて「自分の着物の寸法を知る会をしたら面白いかも・・・」と思い、SNSのストーリーに挙げてみました。

ただ、会としてどのように出来るかイメージが付かなかったのでモニターさんを募集、最初のストーリーの時からリアクションをいただいた方にお願いしました。

必要なものとして自分が着て一番着やすくしっくりくる着物をご持参いただき、まずはご自身の採寸を。

それを基に私どもの「推奨寸法」を出しご自身の着やすい着物を採寸し推奨寸法と各部を照らし合わせて検証。

身丈、肩裄、袖丈、袖付、袖巾、肩巾、身巾(前後)、オクミ、褄丈、くりこしとすべて採寸しました。

2枚ご持参いただき両方とも各部ほぼ推奨寸法に近いのですが、着やすさに所々に違いが・・・

一枚目は、着付けがしやすいということで各部を比べてみると褄丈の長さがポイントのようでした。

理由は「着方」。

モニターさんは腰ひもの位置が若干低めの為褄丈が短めの方が良いようでした。

もう一枚はどういう風に着ても衣文が決まるとの事。

こちらは繰越の長さが理由でした。

感覚的なところに数字を当てはめるとより納得できる。

非常に興味深く、面白く、勉強になるひと時でした。

着姿につなげる為、その方の着方を伺いそしてこういう寸法にしたらよいと提案で着たら皆様にも喜んでいただけるのでは?と。

ただし、企画として会を開催することは難しいなぁ、と。

これは企画というより通常業務にしてしまえばいいな!と。

て、いうことで・・・

着物寸法研究室 (仮)】

という部署を"勝手に"作りました!(≧▽≦)

所属はわたくし:桑原のみ!(笑)

いつでもというわけにはいきませんので予約制でその時要るものに助手的な事をしてもらいます。

ご興味ある方はご遠慮なくお尋ねください!

各SNSのメッセージでも良いです!

いや~着物の世界は奥深い!

これはほんの一部です。

寸法も生地(柔らかもの、紬、木綿、麻、化繊、生地の厚さなど特性などなど)によって若干の変更が必要なのかもしれませんね。

ちょっとマニアックで面白い着物の世界をご一緒に楽しんでいきましょう!

 

叶や 桑原