
夜中にふと目が覚めて「自分の着物の寸法を知る会をしたら面白いかも・・・」と思い、SNSのストーリーに挙げてみました。
ただ、会としてどのように出来るかイメージが付かなかったのでモニターさんを募集、最初のストーリーの時からリアクションをいただいた方にお願いしました。
必要なものとして自分が着て一番着やすくしっくりくる着物をご持参いただき、まずはご自身の採寸を。
それを基に私どもの「推奨寸法」を出しご自身の着やすい着物を採寸し推奨寸法と各部を照らし合わせて検証。
身丈、肩裄、袖丈、袖付、袖巾、肩巾、身巾(前後)、オクミ、褄丈、くりこしとすべて採寸しました。
2枚ご持参いただき両方とも各部ほぼ推奨寸法に近いのですが、着やすさに所々に違いが・・・
一枚目は、着付けがしやすいということで各部を比べてみると褄丈の長さがポイントのようでした。
理由は「着方」。
モニターさんは腰ひもの位置が若干低めの為褄丈が短めの方が良いようでした。
もう一枚はどういう風に着ても衣文が決まるとの事。
こちらは繰越の長さが理由でした。
感覚的なところに数字を当てはめるとより納得できる。
非常に興味深く、面白く、勉強になるひと時でした。
着姿につなげる為、その方の着方を伺いそしてこういう寸法にしたらよいと提案で着たら皆様にも喜んでいただけるのでは?と。
ただし、企画として会を開催することは難しいなぁ、と。
これは企画というより通常業務にしてしまえばいいな!と。
て、いうことで・・・
【 着物寸法研究室 (仮)】
という部署を"勝手に"作りました!(≧▽≦)
所属はわたくし:桑原のみ!(笑)
いつでもというわけにはいきませんので予約制でその時要るものに助手的な事をしてもらいます。
ご興味ある方はご遠慮なくお尋ねください!
各SNSのメッセージでも良いです!
いや~着物の世界は奥深い!
これはほんの一部です。
寸法も生地(柔らかもの、紬、木綿、麻、化繊、生地の厚さなど特性などなど)によって若干の変更が必要なのかもしれませんね。
ちょっとマニアックで面白い着物の世界をご一緒に楽しんでいきましょう!